ミカミ ポーラのuranaisu

ミカミポーラが福岡は城南区のSalon de uranaisuで書いています。サロンいうても美容院じゃなくて占いするところよ。

小アルカナ

ゾンビのタロット講座 TEN OF HAZARDS ハザードの10

西洋占星術グループ講座のお知らせ - ミカミ ポーラのuranaisu ペンタクルス10は堅牢な屋敷の門に座り猟犬をなでる老人とその家族ですが、ゾンビタロットハザード10で彼らが使役するのはもちろんゾンビです。もはやゾンビなしの暮らしは考えられないほどゾン…

ゾンビのタロット講座 NINE OF HAZARDS ハザードの9

西洋占星術グループ講座のお知らせ - ミカミ ポーラのuranaisu ウェイト版のペンタクルス9は荘園に佇む領主の妻ですが、こちらは店舗を出したようですね。その名も「DEAD・MART」。ついにゾンビを規格化して有料販売できるようになりました。 ハザード2で…

ゾンビのタロット講座 EIGHT OF HAZARDS ハザードの8

西洋占星術グループ講座のお知らせ - ミカミ ポーラのuranaisu ウェイト版のペンタクルス8は鋳造の絵で、コインなのかお皿なのか職人がトンカンしている牧歌的な絵柄です。 ゾンビタロットハザード8はゾンビの頭脳をAIか何かに使うつもりなのでしょうか。と…

ゾンビのタロット講座 SEVEN OF HAZARDS ハザードの7

西洋占星術グループ講座のお知らせ - ミカミ ポーラのuranaisu ウェイト版のペンタクルス7は収穫物を前に思案する人物のカードですが、ゾンビタロットハザードの世界で収穫物といえばもちろんゾンビ。試行錯誤を繰り返し、ゾンビのコントロールが実現可能か…

ゾンビのタロット講座 SIX OF HAZARDS ハザードの6

西洋占星術グループ講座のお知らせ - ミカミ ポーラのuranaisu ハザード6はゾンビタロットのなかでもウェイト版の絵柄と大きく違うカードのひとつ。ペンタクルス6は貧しい人々に富を分け与える富んだ人ですが、ハザード6は「タダほど高いものはない」「使…

ゾンビのタロット講座 FIVE OF HAZARDS ハザードの5

西洋占星術グループ講座のお知らせ - ミカミ ポーラのuranaisu ライダーウェイト版のペンタクルス5は教会の外を彷徨う貧しい人々で、世間から疎外されているという意味なのか、道ならぬ恋をする人にもよく出ます。でもゾンビタロットのハザード5はひとりぼ…

ゾンビのタロット講座 FOUR OF HAZARDS ハザードの4

西洋占星術グループ講座のお知らせ - ミカミ ポーラのuranaisu マイカレことMy Calender 2021年10月号にアスペクト解説を掲載していただきました ウェイト版ペンタクル4は両足、両手でコインを抱きしめる守銭奴ですが、ゾンビタロットの守銭奴は核シェルタ…

ゾンビのタロット講座 THREE OF HAZARDS ハザードの3

西洋占星術グループ講座のお知らせ - ミカミ ポーラのuranaisu ウェイト版ペンタクル3は司祭の注文を聞く建築家のカードですが、ゾンビ黙示録の世界で注文に応じているのはゾンビトレーナーです。 トレーニングを受けているのはハザード3に出てきたゾンビ…

ゾンビのタロット講座 TWO OF HAZARDS ハザードの2

西洋占星術グループ講座のお知らせ - ミカミ ポーラのuranaisu コインの代わりにゾンビを資源として活用するハザードの世界。ウェイト版ペンタクル2はジャグリングする道化が描かれていますが、こちらはゾンビの手綱を握りながら各種計器の操作をするエンジ…

ゾンビのタロット講座 ACE OF HAZARDS ハザードのエース

ウェイト版ではペンタクルと呼ばれるコインは富の象徴ですが、ゾンビタロットでは潜在的な危険を意味するハザードのマークに置き換えられています。 ハザードは貯水池や爆発物など扱い方を間違うと問題が起きるものにつけられる警告のマークです。”ハザード…

ゾンビのタロット講座 KING OF SWORDS ソードのキング

ゾンビタロットのソードのキングはシミ一つないハンティングウェアからかなりの手練れであることがわかります。さすがはキング。しかし「理知でしかものを考えられないところが逆に頭悪い」という解説が興味深い。「不幸にもゾンビと化したが、彼にも人生が…

ゾンビのタロット講座 QUEEN OF SWORDS ソードのクイーン

ソードのクイーンは”ダブルワイド”に住んでいるそうで、何のことか調べてみたらいわゆるトレーラーハウスみたい。こんなやつ。庶民的で親しみやすく家庭的な雰囲気ですね。彼女にはおばあさまの知恵がある。足元にしかけたハイヒールの持ち主が誰かわかりま…

ゾンビのタロット講座 KNIGHT OF SWORDS ソードのナイト

ソードのナイトは無慈悲な男で、もちろんゾンビにかける情けはない。戦車の下敷きになっている人を見て慌てている人が見えますが、ゾンビと人の区別はついているのでしょうか。現実主義と悲観主義、冷静さと冷酷さの違いもつけてほしいところです。 KNIGHT O…

ゾンビのタロット講座 PAGE OF SWORDS ソードのペイジ

ソードのペイジは頭脳派です。シャイニングで冬の山荘を逃げ回っていた子を思い出します。たぶん運動音痴を戦略でカバーするタイプ。手にした斧はゾンビではなくゾンビが昇ってくるロープを落としたり、ブレーカーを叩き壊して漏電させたりするのでしょう。…

ゾンビのタロット講座 TEN OF SWORDS ソードの10

ゾンビタロットの世界では吊るされた男に並ぶダンディなヒーローが描かれていますが、彼の身体はあらかたゾンビの胃の中に納まってしまったあとのようです。万事休す。四面楚歌ならぬ四面亡者。 ウェイト版のソード10は貴族とおぼしき男性が背後から剣でめっ…

ゾンビのタロット講座 NINE OF SWORDS ソードの9

ウェイト版のソード9はベッドの上に起き上がって顔を覆う女性のカード。眠れないほど悩んでいるときによく出るあれです。ゾンビタロットのソード9もおびえた顔の男性がベッドに起き上がっていますが、そばには看護師がおり、看護師の手には馬用かと思うほ…

ゾンビのタロット講座 EIGHT OF SWORDS ソードの8

ウェイト版のソード8は剣に囲まれ目隠しされた女性の絵です。そこから考えるとゾンビタロットのソード8はゾンビの胃の腑に飲まれた後の姿でしょうか。 しかし果たしてゾンビに胃があるのか、ゾンビに丸呑みされるなんてことが起こりうるのか。もしかすると…

ゾンビのタロット講座 SEVEN OF SWORDS ソードの7

ソードの6に続いてソードの7も強い女性の登場です。しかしこの女性が蹴り落としているのはゾンビではなく、まだ人間の男性。時間稼ぎの囮としてゾンビの群れに投げ込もうという算段かもしれません。あたしが生き残れたらそれでいいのよ! ウェイト版のソー…

ゾンビのタロット講座 SIX OF SWORDS ソードの6

ウェイト版のソード6はうなだれて渡し舟に乗る子連れの女性が描かれていますが、ゾンビタロットの女性はマシンガンをぶっ放しながら対岸を目指しています。戦略的撤退。 舵を取る船頭は別にいるのか、背後で揉み手しているおっさんは舵も取らず、オールも持…

ゾンビのタロット講座 FIVE OF SWORDS ソードの5

ウェイト版のソード5では、戦った相手の剣を奪い、肩を落として去っていく敗者の背中を眺めてニヤついく、改心する前の武蔵坊弁慶みたいな男が描かれています。 そういう戦い方は長い目で見れば人の恨みを買うわけですが、ゾンビタロットではそうした利己的…

ゾンビのタロット講座 FOUR OF SWORDS ソードの4

殺伐としたソードの世界で、ウェイト版のソードの4は唯一静謐な時間が流れる棺のカード。辱められることなく弔われ、もはや痛みも苦しみもなく永久の眠りにつくことがソードの世界での安らぎです。 ゾンビタロットのソードの4は軍服を身に着けたままの一時的…

ゾンビのタロット講座 THREE OF SWORDS ソードの3

ウェイト版ではハートに剣が刺さっている絵ですから、ある意味忠実なカード。解説によると三本の刃物でハートを分け合わなければならない三角関係、嫉妬を表すカード。”胸をえぐられる”とはこのことです。 個人的にはゾンビタロットのカップは心臓を象徴にし…

ゾンビのタロット講座 TWO OF SWORDS ソードの2

二刀流が仇になって判断が遅れそう。ショットガンを使えば弾が、チェーンソーを使えば燃料が減るので後で困らない使い方をしたいようです。 ときめきお片付けの近藤麻理恵さんは「結局、物を手放せない理由は二つだけ。将来の不安と過去への執着」と言ってい…

ゾンビのタロット講座 ACE OF SWORDS ソードのエース

ゾンビタロット、ワンドはゾンビ視点の世界で、象徴である骨は美味しく食べられる獲物であり、獲物をぶん殴る道具でもあり実用性抜群でしたが、ソードは人類視点の世界で、象徴であるソードは刃物に限らずさまざまな武器として描かれています。 ワンドのゾン…

ゾンビのタロット講座 KING OF WANDS ワンドのキング

ワンドのキングはDIYに勤しむ男。"Do it your self" はまさにワンドにぴったりの精神です。ウェイト版でワンドは労働者階級ですが、ナースのクイーンと共にキングも手ずから働いてゾンビタウンを拡張しているのでしょう。ナイトも馬に乗ってたから、たぶん菜…

ゾンビのタロット講座 QUEEN OF WANDS ワンドのクイーン

ワンドのクィーンは医療従事者で、ワンドのナイト同様ひと助けを買って出るタイプ。 「彼女はあなたの利益を第一に考えます」とありますが、「あたしが考えた最高の作戦」に背くとただでは済まなさそうです。たぶん婦長さんとかやってましたね、人間だったこ…

ゾンビのタロット講座 KNIGHT OF WANDS ワンドのナイト

ワンドのナイトは不可能を可能にする男で、骨だけの下半身で馬を乗りこなす姿はスティールボールランのジョニィを彷彿とさせます。やればできる! 解説によると彼の自己実現はまぬけでのろまなゾンビ仲間のために発揮されるらしく、上手いこと獲物にありつけ…

ゾンビのタロット講座 PAGE OF WANDS ワンドのペイジ

ワンドのネイブは自立心旺盛な赤ちゃんです。歯が生え始めたところでゾンビになったのでしょうか。離乳後でよかったですね。私は小学生時代にタロットと出会ったのですが、あの頃こんなカード見たらトラウマになっていたかもしれません。 PAGE OF WANDS ワン…

ゾンビのタロット講座 TEN OF WANDS ワンドの10

ワンドの10のゾンビのおじさん、人のよさそうな顔をしていますが、持っているのは食べるところもなさそうな骨ばかりです。ワンドのゾンビは手ごろなサイズの骨を便利に使っていましたが、このおじさんが抱える骨には実用性もなさそう。いらないものを抱え込…

ゾンビのタロット講座 NINE OF WANDS ワンドの9

ワンドの9はウェイト版では傷つきながらもこん棒を並べて自陣を守り抜く男が描かれています。ウェイト版の男はひとりでしたが、ゾンビのみんなは異なる個性を持ったみんなで力を合わせて持ち場を守り抜いているようです。オーシャンズイレブンぽい。 ちなみ…