黒猫美猫の「ビジネス手相」
メリークリスマス！ミカミ・ポーラです。先日買った手相の本がとてもよかったので年末年始におすすめの一冊としてご紹介したいと思います。ドタ告知三昧の一年でしたが、「ビジネス手相 手相でわかる! 職場で使える! 「顧客・上司・部下」のトリセツ
道具いらずですぐに使える手相は忘年会、新年会の宴会芸に、帰省で集まる親類縁者や同窓生との語らいに、そして比類なき寝正月にしげしげと自分の手を眺めるのにもぴったり。いちど読めるようになると正月番組の芸能人が手のひらを広げるたびに画面を一時停止したくなること間違いなし。
年末年始の付け焼刃で手相をすらすら読めるようになりたい。そんなあなたにぴったりの一冊が黒猫マークでおなじみ美猫先生の「ビジネス手相」です。
「ビジネス手相」のおすすめポイントは三つ。
１．手相の基礎がわかる正統派の手相本
２．丘と線の関係が町と幹線道路で説明されていてわかりやすい
３．同じ手相から顧客、上司、部下と三つの関係が解説されていて実用的
美猫先生のご紹介
Ameblo算命学ブログでおなじみの福岡の占い師。JEUGIAをはじめカルチャースクールやセミナーでの手相講座も評判。猫と福岡をこよなく愛しており、地元ラジオ局、テレビ局にはちょいちょい顔を出すのに頑として福岡を出たがらない。札幌に大泉洋あり、福岡に美猫あり。ムーを定期購読しており毎年スケジュール帳に付録のあやしい護符を忍ばせている。牡羊座土星を追う形の魚座太陽を持ち、牡羊座に並々ならぬ憧れがあるため「もう牡羊座でよくない？！」と嘆いている。ポカホンタスになりたかったアリエル。公式HPはこちら
フォーチュリングサロン＆スクール Beneko（美猫） | 占学（算命学・手相学）・心理学 | 福岡市中央区今泉
手相の基礎がわかる正統派の手相解説書
「すごい」と読者をうならせる占いの本は二種類あります。
ひとつは専門用語満載の、とても一度では理解できないいかにも難しそうな本（分厚くて字が小さくてだいたい値段も高い）、もうひとつは複雑に入り組んだ専門的な話を単純明快でわかりやすく、そしておもしろく解説してくれる本。
占いにハマると最初のうちは「初心者向けじゃ物足りない！わからなくていいから本格派の難しい本がほしい！」と分厚く高価な本を何冊も買って積み上げる時期があります。みなさん身に覚えがありますね。私もある！でもこうしたプロっぽい本は珍しい調味料をふんだんに使った料理本のようなもので、火加減、塩加減といった基本的なことは読んでもほとんどわからない。
では初心者向けがいいかというと、話が省略されすぎて結果しかわからない本や、話としては面白いけれど占いとしては根拠のない話が出てくる本もあります。やはり火加減、塩加減、卵の特性がよくわかる本がないと美味しいオムレツは焼けない。
美猫先生の「ビジネス手相」は「手相の本と似た線を探すのではなく、丘と線の意味を理解しよう」というところからスタート。レアな手相の解説を探して何冊も本を買うまえに手のひらの丘と主要な線の意味を理解しよう。そして丘と線の組み合わせから象意を読み取ろうというスタンスです。
丘と線こそは手相の火加減、水加減。これに線の状態や丘の色はさしずめ塩加減と食材の鮮度でしょうか。まずはこれらをしっかり頭に入れることが手相の入り口なのですが、この解説が長すぎず、短すぎず、簡潔で的確でとてもよかった。レイアウトもわかりやすく、頭がごちゃごちゃしないので、これから何度も読み返すと思います。
丘と線の関係が町と幹線道路にたとえられていてわかりやすい
「手のひらの丘は町、線は幹線道路。町にはそれぞれ特産品があり、幹線道路がどこへ向かっているかを読めば物流の流れがわかる」「線の太さや滑らかさ、カーブの有無は道路状況。線の状態を読めば道路状況がわかる」
手相クラスターのみなさん、どうですか。すごく膝ポンじゃないですか。道路状況が悪ければ物流は滞るよね、なるほどなるほど。でも道が通じていなければ町の特産品はゲットできないよね、なるほどなるほど。なるほどなるほどなるほど。地形を読むように手のひらを読めばいいんだね！
それぞれの町（丘）にどんな特産品（象徴）があるのか、幹線道路（線）は何を運ぶものなのか（象徴）はぜひ「ビジネス手帳」を手に取ってお確かめになってみてください。
同じ手相から顧客、上司、部下と三つの関係が解説されていて実用的
美猫先生は長年某大手企業でキャリアを積みながらキャリアコンサルタント資格を取得、現在も福岡市政に貢献するビジネスパーソンとして企業戦士を応援することをご自分のミッションとして日々休みなくお仕事を続けておられます。猫大好き！ムー大好き！年末年始も休まずコミpo！で四コマ漫画ブログを更新！かつ正統派ビジネスパーソン占い師！深い。飽きない。
そんな美猫先生が大切にするのは手相の実用性。「ビジネス手相」にはひとつの手相から顧客、上司、部下の三パターンを想定した解説があり、営業、プレゼン、指導などの場面で相手に応じた対応をするにはどうしたらいいかが説明されています。「ビジネスで手相を生かす」といっても夜の中洲の接待で場を賑わすだけが能ではないのです。
顧客をクラスメイトに、上司を先輩や先生に、部下の部分を後輩に置き換えれば学校生活に生かせますし、顧客を伴侶に、上司を舅姑に、部下を子供に置き換えれば家族のなかで相手に応じた対応をするにはどうしたらいいかがわかります。
最終章には手相からみた適職診断もあるので、人生のわかれ道にたつ人の相談に乗りたい、どちらに進めばいいか自分でもわからない、そんなときにも頼りになる一冊です。
美猫先生の鑑定は説明の仕方がとても面白い。まゆこラジオにぜひ出てほしい。以前鑑定していただいたときに「今年は山奥の庵で仏像を彫るような年。そこに旅人が通りかかって『そこのお主、何者？！』みたいな形で知名度があがるので…」というでゲラゲラ笑っていたらほかが思い出せなくなって惜しいことをしました。読み返せるテキスト出してほしいなあとずっと思っていたので書籍としてまとめられて感無量です。ぜひみなさまお手に取ってこのよさを共有していただきたくて書きました。美猫先生の算命学の本も出るといいなあ。
