占い会社を怨む占い師の裏事情
こんにちは!手相、タロット、本格西洋占星術であなたのセルフプロデュースをお手伝い。uranaisuのみかんちゃんことミカミポーラです。天神の占いの館のお客様にはuranaisuとしての活動は内緒です。
昨日はシビアな話を書きながら、最近の占いの館出演日のお楽しみが7イレブン限定スムージーだなんて書いたわけですが、もちろん出演日のお楽しみはそれだけではありませ。いいですか、よく聞いてください。
天神はちょっと路地へ入ると夜はこじゃれた居酒屋ダイニングになるバーだのカフェだのいっぱいあってですね、そこのランチがお手頃価格で美味しいんですよ!
前菜とフォカッチャと生パスタとドリンクつきで880円だったよ?
ランチタイムに天神周辺へお越しの際はぜひ路地裏を探索していただきたい。ランチパスポート天神・博多版をご持参になるとモアベターよ!
それでは昨日に続いて占い業界の裏側にそびえる厳しい壁をどう乗り越えたらいいのか、私の考えをお話したいと思います。
前回のお話:占い会社に所属するメリットとデメリット
壁にまつわる二つの問題
占い会社と契約した占い師が最初に突き当たる壁は、店に出てもお客様に選んでいただけないということです。
経済的な問題は壁にまつわる一つ目の問題です。それまで時給、月給で働いてきた人は一日待機して売り上げ0の日に直面すると衝撃を受けます。
会社員と同じように身支度を整え、交通費をかけて店に出て、一日真面目に待機してもお客様がつかなければ支給額は0。占い会社との契約は基本的に完全歩合制なのです。*1
お客様がつかない期間が続くと「お客様が来ないのは会社のせいだ」と考えて怨みつらみを溜める人もいます。
店の場所が悪い。宣伝が足りない。内装がよくない。HPのデザインがイマイチ。雑誌の露出が少ない。あるいは宣伝費をかけすぎ。こういったことを上から目線で批判したくなるのです。
占い会社への不満と愚痴は、解決しなければならない二つ目の問題です。これは占い師に限らず、業績や待遇の良くない会社で働いている会社員が陥りがちな状態でもあります。
☆お客様に選ばれないことに関する二つの問題☆
・経済的な問題
拘束時間と売上が比例しない
→交通費その他で赤字になることも!・契約先に対する怨み
経営方針や待遇に対する不満
「お客さんが来ないのは経営者のせい」という考え
経済的な問題と契約先への怨み。これを解決できない人の多くは思い切って占い会社に所属しても早いうちに辞めてしまいます。
親戚にアイドル*2がいるのですが、芸能界もこれと少し似ているようです。レッスン期間中はレッスン料がかかる、交通費もかかる、でも学校へ行ったりアルバイトをしたりする時間はない。
華々しい活躍を期待して、それまでの生活を安易に捨ててしまうと、日の目を見る前に行き詰ります。でも、逆に言えばこの二つを上手く乗り切れば続けることが出来るのです。
幸い親戚はレッスンを続けて小さな仕事をこなしている間に大きな事務所からお声をかけていただき、今ではびっくりするようなアーティストとともに大活躍しています。
占い師にもスカウトが来ることはありますが、誰かが上へ引き上げてくれたとしても、上手く行かなかったときに所属先を責める癖があるとやがて行き詰ります。
この問題を解決する鍵はお客様へのサービスです。「お客様が一人もお見えにならないのに?」という方はお客様とは誰かを見失っていないか、考えてみましょう。
次回はそのことをお話したいと思います。
P138〜「ギャンブルとリスクの違い」のくだりが秀逸