ミカミ ポーラのuranaisu

ミカミポーラが福岡は城南区のSalon de uranaisuで書いています。サロンいうても美容院じゃなくて占いするところよ。

財運を上げて貧乏を抜け出すシンプルな方法

財運、金銭運を占って欲しいというご依頼は恋愛に次いで人気です。財運に関してお話することと、こちらの記事に書かれていたことに共通点があるので、ご紹介したいと思います。

貧乏から抜け出せないシンプルな理由を書く

記事を要約すると「『お金持ちが貧しい人から搾取している』のではなく、コンテンツを提供する側とコンテンツを消費する側とがある。提供する人は対価を得て、消費する人は対価を支払う。提供する側に回りたければ、自分のコンテンツを持つことだ」ということです。

「コンテンツ」とは、「内容、中身」。言い換えるなら主要な商品です。農業をしているなら農作物、医師なら医学的知識。お金をいただいていなくても、母親なら保育力、主婦なら家事能力など、何かしら他の人から見て「ほしい!」と思う能力があるなら、それがその人のコンテンツです。それを売ることが「コンテンツを提供する側に回る」ということです。

さて、手相では小指の下の膨らみに縦に入った線を財運線とします。この財運線が薄い方は自分を売り込む具体的なプランや、入ったお金を自分や労働環境の設備投資に充てる予定がない方が多いです。

お金は欲しい。あればあるだけいい。でも入ったお金をどうするか、あまりはっきりした予定はない。こう言う方は水星丘にめぼしい線がなくツルッとしているか、細かく薄い財運線がいくつも入っていることが多いです。

現在日本で主流な手相鑑定は西洋式です。手のひらの膨らみはそれぞれ天体の名前で呼ばれており、財運を示す小指の下の膨らみの名前は水星丘と言います。
西洋占星術では水星は双子座と乙女座の支配星で、双子座は3ハウスの、乙女座は6ハウスのナチュラルサイン*1です。3ハウスは自己価値による収入*2、6ハウスは労働を司ります。

自己価値、自分のリソースを認識し、強みを生かして売り込む。弱点を強化し、実務を改善して効率化を図る。これが財運を上げる方法です。

ここが弱いと、仮に賭博や相続で大金を手にしても、何に使ったかわからないまま、いつの間にか使いきってしまいます。また、いくら必要なのかがわからないので、お金があってもなくても漠然とした不安が常にあり、「とにかくなるべく沢山のお金が欲しい」という思いに捕らわれがちです。

「財運」と聞いたとき、多くの人は幸運に恵まれ、宝くじに当たったり、多額の遺産を相続したりといった、本人の努力や力量と関係のないものを想像します。しかし水星丘に表れるのはその人がお金を活かす能力です。お金そのものは人によっては配偶者や、親族、支援者から来る場合もあります。その場合、その人はそれらの人々との関係を円滑にする能力が財運を左右するでしょう。

お勤めの方であれば雇用者がまず最初のお客様です。ご自分の才能を高く買っていただけるような働き方をすることが財運を上げる第一歩と言えるでしょう。

また、自分のコンテンツをより高く買ってくださるお客様を自ら探すことも大切。いまの職場が自分にとってよい客先なのか、取引を止めたい相手なのかをよく見極めましょう。

ご自分の売りはなんなのか。強みを活かすとしたらどこなのか。ご興味をお持ちの方は、ぜひ一度鑑定にお越しくださいませ。

*1:牡羊座を1ハウスとしたチャートのこと。

*2:自己価値を意味する2ハウスにとっての2ハウス。詳しくはホラリー占星術のルールをお調べください。