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ミカミポーラが福岡は城南区のSalon de uranaisuで書いています。サロンいうても美容院じゃなくて占いするところよ。

大家と店子問題集中講座で構文を学ぼう

こんにちは!ポーラです。

note で無料エントリーをアップしたのですが、設定の問題で有料にしないと公開できないといわれました。んまー!note ったら融通が利かないわね。解除の仕方がわからないのでブログに転載することにしました。

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開催中のイベント:大家と店子問題集中講座 | uranaisu

 

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在惑星とルーラー 大家店子問題Skype講座

 

一度理解できると「これを外してチャートを読むのは考えられない」というくらい便利なものなのだけれど、なぜか日本の西洋占星術文化にはあまり浸透していないルーラー追っかけリーディングですが、翻訳ものの西洋占星術本にはこのような表現が頻繁に出てくる。

「7室を支配する牡羊座の太陽は12室山羊座の火星に支配されている」

これを大家店子に置き換えると

「7室の大家太陽は3室で働き、12室の山羊座火星に家賃を払っている」

ドールハウスリーディングに置き換えると

「応接間責任者のミッキーマウスはアトラクションで活躍し、ディズニーリゾートの裏の楽しみに貢献している」

となる。(ドールハウスリーディングはこちら

 

これが何の前置きも解説もなく話の途中にバンバン登場する。「え?なに?」と眉間に皺を寄せながら前後の頁を何度もめくって該当するチャートとハウスを探し、「ああ、これのことか」と確認してから続きを読む。そんな感じですよね、翻訳ものの西洋占星術本って。

 

ところが慣れてくると、あれがスイスイ読めるようになるんですね。特にホラリー占星術ではこれなしに話が進まない。あれがわかるとどんな風に便利なのか、例をあげて説明したいと思います。

 

「A室を支配するB座のCはD室EのFに支配されている」

「7室を支配する牡羊座の太陽は12室山羊座の火星に支配されている」

このの例文からは結婚運を向上させる方法がわかる。

 

この人の結婚の目的はコミュニケーションを活性化させることである。会話の内容は秘密のお楽しみに関するものなので、表沙汰にできない噂話やディープな趣味の話題かもしれない。オカルト、スピリチュアルといった現代の常識から外れた話題、「非科学的」とまともに相手にされない話題、夢物語とされやすい世界の危機を救うにはといった壮大な問題、こうした話をパートナーとしたい。それがこの人の結婚観だ。

 

だとすればモテテクを駆使して真人間に擬態する婚活は成功する可能性が低い。はじめからオタ婚など部外者が立ち入れない趣味の集まりに打ち込む方が成功率が高いだろう。

 

サインも含めて象意を読むならこの人は誰かのために自分を偽ることを何より嫌う。「誠実なパートナー関係とはありのままの自分を包み隠さず見せること」というのがこの人の結婚観だ。とはいえ誰よりもパートナーに認められたい気持ちが強いので、やや話を盛る傾向はある。話し方はかなり活発で、議論には現実的な根拠を求める。根拠と裏付けのない話にはあまり耳を貸さないので話題が次から次へと変わりやすい。

 

このような人に「聞き上手を目指しましょう」「さしすせそで話を盛り上げて相手をいい気分にさせる」「清潔感のある無難なファッションを」なんてアドバイスをするのは無駄である。そんなことをするくらいなら壁に向かって話している方がまだましだ。

 

文章を分解する

「7室を支配する牡羊座の太陽は12室山羊座の火星に支配されている」
パートナー関係を司る7室のカスプサイン(太陽が支配しているので獅子座)のルーラー(太陽)がコミュニケーションを司る3室で輝いている。だからこの人は話をするために伴侶を求める。7室の大家は3室の目的のために7室を使う。話し相手にならない相手、学ぶところのない相手と過ごすのは時間の無駄。

 

会話(3室・牡羊座)の流れを支配しているのは、秘密のお楽しみ(12室)を司る山羊座火星。この人は野心や闘争心をむき出しにすることを嫌う。しかしその危機的な問題意識は(山羊座火星は冬を生き延びるために何でもする覚悟がある)この人の話の端々に現れる。この人はそれをパートナーと分かち合いたいのだ。

 

ここまで読めたら、あとはこの象意に沿う場面を考える。こうした話題を分かち合い、活発に議論する関係をどこで築けるか。戦場で活躍するNPO法人、裏社会でのし上がる不法団体、壁サークル主催者であることをひた隠しにしている絵師、占いにハマってnoteを有料課金してしまう西洋占星術家、夜の新宿、中洲の星と歌われるあの人、この人。こうした人々と腹を割って話せるところを探すこと。それがこの人の婚活を成功させる秘訣になる。

 

どうですか。便利でしょう?

 

大家店子問題を収録した本が少ないのはなぜか

ホロスコープは人生の森羅万象すべてを網羅しているので、ハウスさえ特定できれば理論的には大家店子の応用であらゆる問題の解析が可能になる。家について知りたいときは4室のオーナーと4室の店員を見る。生きる目的を知りたければACのオーナーを、学習意欲を向上させたい、だらけがちな生活をしゃっきりさせたい、恋のときめきを呼び覚ましたい、相続争いの原因を知りたい。これらはすべて大家と店子の関係性から推理できる。

 

こんなに便利なのに日本の西洋占星術本ではほとんど触れられていないのはなぜか。

 

日本の西洋占星術本は惑星、サイン、ハウスの組み合わせを出来る限り総当たりで解説したものが多い。自分に該当する箇所だけ読みたいライトな読者を取り込むには有効なやり方だし、辞書のように使うことができて便利だ。一方翻訳ものの西洋占星術本は概念と理論を説明し、惑星、サイン、ハウスの組み合わせについては例としてひとつかふたつ取り上げるか、一行でまとめる程度にとどまるものが多いように思う。

 

日本の西洋占星術本は「駅はどこですか」「ホテルはどこですか」「トイレはどこですか」がすべて書いてあるトラベルハンドブックのようで、翻訳ものの西洋占星術本は「~はどこですか」だけが書いてある英文法の本のようだ。

 

日本の総当たりスタイルでルーラーとサイン、ハウス、在惑星の組み合わせを書いていくと膨大な量になる。「1室牡羊座、火星牡羊座」とハウス、サイン、ルーラーのあるハウスという組み合わせにした場合、1室につき12サイン、12ハウスで144パターンが出現し、これを総当たりでやると1728のパターンができる。

 

これを書くには一つの解説を修正含めて20分で仕上げるとして576時間、一日8時間で72日、一ヵ月20日ひとりで書き続けて約3カ月、一日数時間ぼちぼちやるなら一人で半年から一年。これをA4一枚に12パターンずつまとめるとして144枚、書籍の見開きで12パターンなら288ページ。どうですか。なかなかのボリュームだと思いませんか。個人的にはいつか書き上げてみたいと思うんですけれども。

 

大家店子問題集中講座

というわけで、今回は総当たり式をお求めの方にはしばらくお待ちいただくとして、英文法式に構文を覚えたい方のためのSkype講座を企画しました。総当たりで解説する講座ではなく、3つの構文とそれを発展させる方法をお伝えする講座です。

 

星が持つ二つの働き、ルーラーとして、また在惑星としての働きを部屋の貸主と借主にたとえてわかりやすく学ぶ単発講座です。Twitter でも note でも反響が大きかった話題をskype講座にしました。

 

すでに二つのクラスが終了しておりますが、今後も継続していきたいと思っているので、今回参加が難しい方は次回をどうぞお楽しみに。とはいえ次回がいつになるかはわからないので、万障繰り合わせの上、ご参加いただきたいと思っております。

 

◆こんな方におすすめ
 人生の目的と生きがいを感じる方法を知りたい
 お金の出方、入り方を知りたい
 恋愛のはじまり方、発展する傾向を知りたい
 勉強がのびる方法、継続する方法を知りたい
 健康を維持強化する方法、身体を壊す原因を知りたい

 

◆初心者~中級者向け ※本講座では中級で扱います。
 以下をクリアしている方におすすめします。

・12星座の記号が読める
・10天体の記号が読める
・12ハウスの位置がわかる
Skype id を持っており、skypeの基本操作がわかる

 

◆日時
 平日夜コース 5月4日(金)20:00~22:00 ※終了しました
 週末昼コース 5月5日(土)12:00~14:00 ※終了しました
 平日昼コース 5月8日(火)14:00~16:00

 

◆特典
 ネイタルチャート大家店子解析ドリル
 大家店子問題集中テキスト

 

受講受付はこちら

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