西洋占星術のハウスと室って何のこと?
こんばんは。お絵かきだいすきポーラです。ホロスコープ診断表に関するご質問をいただいたので、同様の疑問をお持ちになる方のためにこちらでお答えしたいと思います。
Q.「診断表は左に天体が位置する星座の名前が、右に天体が位置するハウスの番号が書いてあります。この『室』『ハウス』とは何ですか」
A.天体にはそれぞれ位置する星座と担当する部屋があります。
天体と12サイン
今日の空をホロスコープに直すとこんな風になります。
「黄道12宮」といって、太陽の通り道には12の星座の名前がついています。これを12星座、または12サインといいます。上のホロスコープには「蟹座の位置に太陽と金星がありました」という記号が書かれています。
天体は各サインの特質に沿って活躍します。たとえば太陽は蟹座にいるあいだ、外で活躍するより家族や家庭を守ることで満足します。金星は自分からすきな人の面倒を見たがり、ちょっとヤキモチ焼きで拗ねる癖があります。お隣の獅子座や双子座にいるときの太陽と金星はまた違う性質を見せます。
これを解説したのが診断表の左側の欄です。
天体と12ハウス
さらに西洋占星術では特定の位置を基点に*1黄道を12のエリアに分けます。これを室、またはハウスと呼びます。12のエリアには10の天体が入るので、エリアによって天体が複数入っているところ、ひとつも入っていないところができます。
各エリアには特定の担当部門があります。たとえば基点から5番目の室なら恋愛担当部門です。蟹座が5ハウスに位置するなら、今日は太陽と金星が恋愛担当部門にいる日です。
生まれたときに天体が12ハウスのどこにあったかを解説したのが診断表の右の欄です。各ハウスの担当部門は「天体記号と読み方解説」を参考にしてください。
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*1:東の地平線を基点にするのが一般的。太陽が位置するサインを1ハウスとする方法、太陽の位置を基点にする方法などいろいろある。