ミカミ ポーラのuranaisu

ミカミポーラが福岡は城南区のSalon de uranaisuで書いています。サロンいうても美容院じゃなくて占いするところよ。

儲けの10原則から占い師という職業を考えたよ

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こんにちは!福岡の団地妻占い師、uranaisuのミカミポーラです。まず告知から。

 

 明後日10月1日木曜日に天神のJEUGIAカルチャーサロンで西洋占星術体験講座を開きます。詳しくはこちら。お申し込みはJEUGIAカルチャーサロン092-715-1122 までお電話でおねがいいたします。

culture.jeugia.co.jp

uranaisu.hatenablog.com

 

それでは今日のお話です。

儲けの10原則をご存知ですか?以前どこかのブログで読んでメモしておいたものです。いま出典を探してみたのですが、引用しているブログが複数あってどれが元祖なのかわかりませんでした。ご存知の方がいらしたら教えてください。

儲けの10原則チェックリスト 

(1)初期投資が安い、かからない 

(2)在庫を抱えない 

(3)粗利が高い 

(4)定期収入がある。毎月の課金モデルがある。 

(5)市場が大きい 

(6)成長性が高い 

(7)参入障壁を構築できる 

(8)安価に顧客に広告や営業など、リーチさせる方法がある 

(9)作業をマニュアル化できる。属人的でなく、凡庸的である。 

(10)必要な人員が少なく、売上に比例して人を増やさなくていい

 

 

(1)初期投資が安い、かからない 

必要なのは占いの道具と知識。安くできますし、かけないでやることもできます。 手相や人相などは道具なしでも出来ますし、易もコインが数枚あればOK。タロットカードは数千円です。命占は命式を出すために暦や早見表が必要、占星術の場合はパソコンが必須ですね。

肝心の知識の習得ですが、これはかけようと思えば天上知らずにかけられます!高名な先生に弟子入りした方は予算について「外車を買うくらい」と言われたそうです。とはいえ、かけないでやることもできます。図書館で借りた本をノートにとったり、古本を買ったりすればいいのです。この辺は語学といっしょで、教材や教室にお金よければいいというものでもなく、地道に学んで実占するしかありません。

(2)在庫を抱えない 

占いだけをサービスにするなら在庫は0です。本を出したり開運グッズの販売などはじめる場合は在庫が出ます。教室を開いたりする場合は資料を作ることもありますが、必要な部数だけ印刷すれば在庫はかさみません。

(3)粗利が高い 

初期投資と運用コストにもよりますが、1回の鑑定だけを見るならかなり高いほうだといえます。

(4)定期収入がある。毎月の課金モデルがある。 

基本的になし。定期的に届ける印刷物やメルマガなどを作ることも出来ますが、主に宣伝のためで儲けはあまり期待できません。規模の大きいところでは独自の資格制度を作って協会を設立したり、会員制の学校を作ったりすることで会費や認定料を徴収している方もいらっしゃいます。

(5)市場が大きい 

インターネットの普及により全世界のお客様からご依頼をいただけます。同業者も多く競争はありますが、大手が売り上げを独占するようなしくみではないので、がんばり方次第ですね。

(6)成長性が高い 

個々のばらつきが非常に大きい業界です。所属の場合は鑑定料金は会社が決めます。お客様がつけば急成長する人はほかの業種では考えられないくらい短期に稼ぐこともありますし、ほとんど稼げないままやめてしまう人も大勢います。

フリーの場合は鑑定料を自由に設定できます。お客様がつくかつかないかに関わらず、何年たってもしるし程度の鑑定料しか受け取らない方もいらっしゃいますし、はじめたばかりでも自信を持って大御所の先生と同じ料金を設定している方もいます。 またプロデュース力と方向性の違いもあります。動画!メルマガ!facebook!とフル活用で急成長するキャメレオン竹田先生のような方もいれば、10年ブログでひっそり文章を書き続け、書籍デビュー後は飛ぶ鳥を落とす勢いの石井ゆかり先生タイプの方も。

(7)参入障壁を構築できる 

基本的にはムリ。占術は独占できません。むしろ近年生身の占い師の席にスマホアプリやwebのフリーコンテンツが壁を越えてやってきています。 が、「うちで教わったからには無断で暖簾わけはゆるさないよ!」とか、「ここで習った以上は鑑定料はこちらで設定するからそれを超えたらダメだよ!」とか、あの手この手で制限をかける方はいらっしゃいます。認定制度があったりね。 いずれプロになりたいと思う方は最初にその辺を確認しておいたほうがいいでしょう。そうしないとせっかく占いを習い終わっても「よそでお金をいただいて占ってはいけない」という話にもなりかねません。 逆にご自分で作ってネットで公開していたオリジナルの資料を、ほぼ丸々パクられて本を出されてしまった先生もいらっしゃいます。占術自体は自分で考えたのでない限り誰も独占することはできませんが、知的財産の盗用はいけません。出元の不明な資料を有料で配布したりすることはやめましょう。

(8)安価に顧客に広告や営業など、リーチさせる方法がある 

インターネットばんざい。ソーシャルメディアばんざい。

(9)作業をマニュアル化できる。属人的でなく、凡庸的である

web占いなどはパターンを用意しておくことで鑑定を受付て結果を出す過程をすべてコンピューターに任せています。あれも一種のマニュアル化。Exelなどにマクロを組んでパターン入力が出来るようにしておくことも出来ます。 やっておくと作業効率が上がるんじゃないかなと思ってなんどか挑戦しましたが、タロットも占星術も関連性を読む占いなので、個人的にはなかなかうまいこといきません。毎回いちからぜんぶ読んでいます。

(10)必要な人員が少なく、売上に比例して人を増やさなくていい

フリーでその都度鑑定するやり方の場合、よくも悪くも人を増やして代わりにやってもらえる作業は事務手続きくらいです。執筆をなさる先生は調査の部分やパターン化された部分はライターを外注することもあるそうですが、基本的にはひとりで占い、ひとりで答え、ひとりで書きます。

 

働き方を考える

占い師の中にはデビューするなり何ヵ月も予約でいっぱい!という人がいます。そういう方には二種類あって、さまざまな条件が奇跡的に整って運気の波でとんとん拍子に行く人。もう一つは異業種のビジネスで培ったノウハウを生かして自らブームを作る人です。

 

テレビにも何度か出演されたラヴィアン蓉子先生は著書の中で「最初の半年間はお客様がまったくつきませんでした」と書いていらっしゃいます。これから占い師になろうと思う方は、占い師になってからしばらくの間は生活を得る手段を占いとは別に確保しておくことが賢明です。

 

役者や芸人さんもアルバイトをしながら、夢をかなえようとがんばっています。会社員として働きながら時間を捻出して作家になる人もます。「そこまでしたくない」と思う方は止めてもいいのです。それでもやってみたい、と思う方は、まずは兼業占い師になることをおすすめします。

 
最初は時間の自由が利き、初期投資が少なくて済み、プライバシーがある程度守られる業務形態がよいでしょう。たとえば顔出しのないチャットや電話占いの会社の面接を受けてみることです。こうした占い会社の面接ではこれまでの占い経験はもとより職歴も重視されます。社会人デビューと同時に占い師になるより、ある程度社会経験を積んでからの方が有利です。

 

会社を選ぶとき気になることはいろいろあると思いますがHPなどを見て感じがいいと思えたところ、「コツコツ働いて会社に利益を還元しよう」と思える会社がいいと思います。逆にHPなどを見て気が重くなったり、所属する占い師の顔を見て嫌な気持ちがするようであれば、条件がよくても止めた方がいいでしょう。

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