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ミカミ ポーラのuranaisu

ミカミポーラが福岡は城南区のSalon de uranaisuで書いています。サロンいうても美容院じゃなくて占いするところよ。

西の偉人がしんだ

一月前に最愛の人である祖父が亡くなって、中々喪が明けない。「月のまじない表」ご注文くださった皆々様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

私もこれまで人並みにいろんな方をお見送りしてきたけれど、どのときよりも衝撃が大きい。
祖父は秋のイベント最終日の前日に倒れ、次のイベントが始まる前に息を引き取った。祖父がどうなるかわからなかった間、なにも手につかない日が続いた。だから祖父を見送った直後は「もう今は何も心配しなくていいのだから、日々の仕事に精を出そう、祖父のように」と思った。でも、大きな衝撃って余震がしばらく続くよね。311後に揺れ続けた東京の暮らしを思い出す。

祖父は、これまで私が会った誰より立派な人だ。大正、昭和、平成を生きて、この国と私たち家族を支え、深く愛した。生涯の最後まで自分のことは自分で面倒を見て、いつも何かしら目標を持ち、コツコツ地道な努力を続ける、いい山羊座のサンプルみたいな人だった。
占いの仕事を始めたと話したとき、手放しで喜び、応援してくれた。実際私の資本金は祖父がくれた餞別貯金からなっていた。私はそれを祖父の名前の基金として長いこと貯めていたのだけれど、占い師になろうと思った時、これを元手に手に職つける決意をしたのだった。

ほんの少し前まで、一緒に床屋へ行った祖父が、正月を前にもう髪も髭も剃らなくていいことが、まだ受け入れられない。でもどこかで、前を向いて、涙をぬぐって働き始めなくてはならないと思う。三好達治の詩のように。

「でもブログ更新は前から休み勝ちじゃね?」
と言われれば、その通りなんですけれども。

そして梨木 香歩は、「りかさん」は読んだんですが、「西の魔女が死んだ」はまだ読んでいないんですけれども。今度ちゃんと読みます。はい。

これから、ちょっとずつ、余震のなかでお仕事していきます。何とぞよろしくお願いいたします。