ミカミ ポーラのuranaisu

ミカミポーラが福岡は城南区のSalon de uranaisuで書いています。サロンいうても美容院じゃなくて占いするところよ。

誉められて伸びるタイプな幸運の女神

今日は仕事前に福引をした。

「いい球が出ました!ありがとうございました!」
と「事前に感謝して運を引き寄せる」という方法*1でせっせと感謝していたら
3回目に色のついた球が出た。
袋菓子が当たったので、職場でみんなで分けて食べた。

こういうときに
「なーんだ、袋菓子か。ちぇ!」と思うか
「やったー!袋菓子だ。うふ!」と思うかで
幸運の女神(ビリケンさんでもいい)との仲が左右されるように思う。

私が思うに、幸運の女神は誉められて伸びるタイプだ。
だから自分が人に与えた幸運に難癖つけられるといじけたり、がっかりしたりする。
「あたし袋菓子嫌いなのよね!」
と言われて、
「あらそう、ごめんなさい。お詫びにディナー券をあげるわ」
という風にはならない。
「あらそう、ご迷惑だったわね。お邪魔しました」
ってなる。打たれ強い貧乏神と違って繊細。

人は世界が自分を幸福にする義務があるかのように思い込むと
いま幸せでないことが不当なことのように思えてくる。

そしてささやかな幸運が舞い込んできたとき
「これっぽっちか」と思ってしまい「こんなものじゃ誤魔化されないぞ」
「小さなもので満足してたら、大きな幸福が手に入らない」
と思い込んでしまって、幸運の女神を誉め忘れることが結構ある。

「妥協したら損をする」
「徹底的に権利を主張して、もらえるものは全部もらうぞ!」
「遠慮したら損だ!」という気持ちになっていると、こうなりやすい。

でも、人は誰でも幸せになる権利があるけれど
世界は人を幸せにする義務を負っていない。
幸運の女神は誰にも何の借りもなく、何の義務もない究極の自由人だ。
でも彼女はとてもアクティブだから
生きていると無差別に、毎日のように大小さまざまな幸運が人に訪れる。

だから彼女のことは悪く言わないで、仲良くした方がいいと思うんだよね。
コレジャナイロボ」を手にする幸運を授けてくれることもあるけど
「女神ったら気にかけてくれてるんだ、サンキュ!」と思うこと。
そうすると女神もほっとして
「よかった、また何かしてあげよっかな!」って思う。

人とのご縁をいただいた時もそう。
間に合ってます、お腹いっぱいですと思ったら
「ノーサンキュー」と笑顔で言うこと。
「オーノー!!女神ったらあんまりよ!」じゃなくてね。
そして自分が何を欲しいのか、はっきりと、でも低姿勢で伝えること。*2

彼女をがっかりさせないであげてね。

浅見 帆帆子さんの運がよくなるシリーズ本はこれがよかった。

*1:これで乗り物の席を確保できることがよくある。

*2:でも彼女は幸運を司るだけあって割と人を見る目がある。時には人が自分で思うより彼女の見立てが合っていることもある。