ミカミ ポーラのuranaisu

ミカミポーラが福岡は城南区のSalon de uranaisuで書いています。サロンいうても美容院じゃなくて占いするところよ。

占い師の衣装問題

電話鑑定やチャット鑑定のいいところは
すっぴん部屋着で鑑定できるということでございます。

対面鑑定になると
社会人として相応のマナーに適った服装が求められるわけですが
イベントや占いの館での鑑定になると
お客様がお持ちになる占い師のイメージを壊さない服装
衣装が求められるんじゃないかと、私は思うのでございます。

占い師入門」には「占術を衣装で表現する」という一文があり
インド占星術だからインドっぽいとか
易や四柱推命だからチャイナっぽくとか
ドリーン・バーチューのオラクルカード使ってるから女神っぽくとか
一目でお客様に占術がイメージしやすい服装。
そういう服を選ぶのも仕事のうちなわけですね。

占術だけでなく
もっぱらビジネスに関する占いを得意としている場合はスーツ
家庭、子育て、結婚関係が得意なら講師っぽくとか
イベント占い師なら派手にマジシャンっぽくとか
ジャンルも衣装で表現しておくと
お客様も心構えがしやすいようです。

実は他にも衣装を決めておく利点があります。
それは
制服を決めておけば占い師本人が悩まないですむ!ということです。
特に私のように
日ごろ似たような部屋着ばかりで過ごしており
外出着をそんなに持っていない場合。

私はちょっと体型が特殊なので
現在外出着といったら着物くらいしかないため
去年は着物で対面鑑定をしておりました。
非日常間があってよかったのではないかと思います。
でも
体型の関係でかなり補正用タオルを巻くので
夏場はほとんど我慢大会になるため
袷の季節が終わって洋服を着ていると
「あれ?今日は着物じゃないんですか」
って言われるんですよ。

これから対面鑑定するから衣装どうしよう、と言ったら
アウターゾーンのミザリィみたいな服用意して、それ着てけば」
と知人に言われ、一瞬いい案かもと思ったのですが
ミザリー、いつも半裸じゃん。寒いだろ。ていうか、体型選ぶだろ。

頭からすっぽりかぶって顔だけ出すような
おこそ頭巾、ああいうのがあれば楽なんじゃなかろうか。
と、思ったのですが、頭巾があったら確かに髪型は楽そうだけど
かなり長くないと胸まで隠れません。

こうして考えると
やはり最強はブルカであると。ブルカならアイメイクすらいりません。
しかし原理イスラム教では
占いは石打ちで死刑に値するわけですから
滅多なことでは被れないという気もします。

ちなみに前回のイベントでは
ユニクロのシャツとカーデガンに無印のストールだったんですが
我ながらとてもよく似合っており
「あんたはユニクロと無印がお似合いな女よ」
という気持ちが、しみじみとしました。

野毛まゆりさんの「<美しいものを売るために大切なこと」や
ジョン・T・モロイの「ミリオネーゼのファッションルール」などを読み返し
こういう横着な理由で衣装をほしがるというのはいかがなものか。
と反省もしますが

あー。どっかでニカブ売ってないかなー。