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ミカミ ポーラのuranaisu

ミカミポーラが福岡は城南区のSalon de uranaisuで書いています。サロンいうても美容院じゃなくて占いするところよ。

西洋占星術で見る恋愛と結婚と「運命の人」

西洋占星術 開運

「彼は運命の人でしょうか?」というご質問をよくいただく。
その度「あなたがおっしゃる運命とは?」と思う。
しかし鑑定中にそこまで深く話し合うのは憚られるので
ここで私が思う「運命の人」について書いてみます。

運命についての考え方は人それぞれだけれど
西洋占星術には「象意に合った」という言い方がある。

簡単に言うと
Aさんのチャート(ホロスコープとも言う)の
パートナーを意味する位置に
水の象徴があって

Bさんの個性を意味する位置に
際立った水を象徴があれば
BさんはAさんのパートナーとして「象意に合っている」。

同様にBさんのパートナーとしての象意に
土の象徴があり
Aさんの個性が土で象徴されていれば
AさんもBさんのパートナーとして「象意に合っている」。

「象意に共通点がたくさんあればあるほど縁が深い」
という考え方がある。
言い方を変えると「条件が合っている」ということですね。

実際に長くパートナー関係にある方同士は
チャートに驚くほどの象意の一致が見られることが多い。
それも、意図的に探しても、そうそう見つからないような一致。

さらに出会った時期をうかがうと
双方が運命の出会いで人生を一変する時期に来ていた
ということも、よくある。

ということで、これを逆手にとって
運命の出会いの時期に、象意が一致する人が身近にいないかを探すわけです。

ところが、このような永続的なパートナー関係の象意は
必ずしも恋愛の盛り上がりを意味しない。*1
なので、好きになった人が「運命の人」とは限らず
「運命の人」に出会っても、どきっともしないこともある。

よくあるのが
「いい人だと思うけれど恋愛対象として見る事が出来ない」。
でも、よく考えてみてください。
生涯続くパートナー契約の始まりは、歴史的に、また世界的に見れば
恋愛結婚ばかりではないということを。

占星術的に、恋愛が盛り上がる時期というのがある。*2
そういう時は、相手がすばらしく見えやすいので、恋に落ちやすい。
逆にそういう時期に出会った人でなければ
「何とも思わない」というのはよくある。
「お腹が空いてないから、今は食べたくない」って感じ。

また
自分の欠落を激しく刺激してくるタイプの人に
恋愛感情のような激しい執着心を煽られることもある。*3
これまで満たせなかった何かを
その人との関係で満たせそうだと思って夢中になる。

分かりやすいところでは
お金をたくさん持っているとか、連れて歩くと自慢になるとか、セクシーだとか
自分ひとりじゃ満たせない要素を相手が満たしてくれそうな場合。

分かりにくいところでは
生活力がない、幼い、人付き合いが下手といった、未熟な要素を持つ人に対して
「この人には自分が必要だ、役に立てそうだ、助けてあげなければ」
と無意識に思い込んでしまう場合。
こういう人と出会うと、互いに依存関係になりやすい。

いずれにしても、自分の欠落を埋めてくれる人に出会うと
人はきゅーーーん!となったり、ずっきゅううううううん!となったりするので
およそ永続的なパートナーとしての「運命の人」じゃなくても、ぐっとくる。

占星術で見ると
こういう人との相性は「愛」というより「イベント」で象徴されていることがある。*4
転職や転居、突発的な事故のような「イベント」で象徴される相手との恋愛は
アドレナリン出まくりで夢中になるのは無理もないし
その後の人生を大きく左右するという意味では「運命の人」ではあるんだけど。*5

以上のことを踏まえて
結婚を含め、永続的なパートナー関係を結ぶ相手を探している人は
恋愛がしたいのか、パートナーがほしいのか
ちょっと考えてみてほしい。

パートナー関係での愛情は
恋のときめきを含む場合もあるけれど、含まない場合もかなりある。
恋が、好きなアーティストのライブだとすると
愛は、同じアーティストの曲をBGMとして聴くのと似ている。
日常の中で絶えず耳にして心地よい音楽が
熱狂的な官能にいざなってくれるとは限らない。

初めて聴いた時なんとなく好きだなと思った曲が
人生のテーマソングになることだってあるし
「運命の人」が運命の力
知らない間に身近なところにいることも、よくあるからね。

少々お高いけれど、相性を占うにはこの本がおすすめ。

*1:恋愛の盛り上がりは火星、金星のアスペクトに現れやすいが、永続的なパートナー関係は土星ドラゴンヘッドに現れやすい。またDscや7ハウスにも深く関係している。

*2:金星と太陽、金星と火星、太陽と月、海王星と太陽、海王星と金星がアスペクトを取るとか。

*3:シナストリーで二人のチャートを重ねたとき、ネイタルの12ハウスに相手の天体が入っていたり、相手のリリスに自分のライツや金星が重なっていたりする場合も、原因不明の執着心を煽られやすい。

*4:出会った時期が土星外三惑星(天王星海王星冥王星)の影響を強く受ける時期だったり、互いの土星外三惑星がライツ(太陽・月)に影響していたりする。

*5:ドン・ホセにとってのカルメンのように。